はくれい備忘録

京都の大学に通ってます ラーメン食べたい KMCおえかき班所属 物置は→ http://hakurin070706.tumblr.com/

はじめての同人誌

この記事はkmc-id : hakurinによる KMC Advent Calender 24日目の記事です.

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前回の記事はtetsutalow先生による「1223は素数だしかし20161223は素数ではない」でした。人生に数学を、日常に素数を。

tetsutalow.hateblo.jp

 

・自己紹介

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。hakurinといいます。つい先日まで京大マイコンクラブ第39代文化レクチャーコンパ委員(飲み会をいい感じにアレする役職)を務めておりました。今KMC39代で最もフラフラと遊び呆けている、というかただただ呆けている人間だと自負しています。「なにもしない」をしているときが一番多いです。

 KMCでは基本graphics部門に属しています。KMCには「お絵かき練習プロジェクト」という絵がうまくなるすごい講座があって、参加すると絵がうまくなります。本当です。みんなうまくなっています。各部員の成長に驚かされるばかりです。みんな参加して神絵師になってくれ。一方の僕は、そんないいプロジェクトにオルァッ!と乱入して無慈悲かつ圧倒的な老害活動を行っています。KMCのお絵かきプロジェクトの現場に老害っぽいのがいたら大体僕だと思ってください。最悪ですね。こういうのは先輩として最悪なので、現KMC1回生の皆様方におかれましてはこういう先輩にならないようにしていただきたいとしみじみと思う次第です。

 

さて、今回は細々と絵を描いていたオタクがコミケに出展することになった話を記事にしようと思っています。

クリスマスイブ?何それ、食えるの? 

 

・事の始まり

 

 

調子に乗ってコミケに応募したら受かってしまった

 

 

・認められたい!!!!!! 

 

 普段KMCでは絵を描く活動をしていて(というかそれ以外本当に何もやってないわけですが)、絵を描くと当然承認を得たくなるわけです。それは例えばインターネットに放流して🌟や💖や👍を獲得して気持ちよ~~~~くなることであったり、同人誌として発表して実際の現場で評価を頂いて気持ちよ~~~~~~~くなる、という感じで達成されたりするのですが、まあとにかくこれが欲しくなってしまった。

 

 承認欲求というのは厄介なもので、一度得てしまうとなかなかその快感からは逃れられない麻薬みたいなもののようです。

 

 まあTwitterに上げればいいんだけど、Twitterは自分をフォローしてる人間の目にしか自分の作品が触れなくて、そもそも評価される機会が少ない。フォロワーを増やせばいいんだけど、運良くバズらない限りはなかなかすぐにフォロワーが増えることなんてなくて、継続して絵をUPすることが大切なのかなあという感じですね。

 

 じゃあPixivはどうなの、と。

 

 うーん、いいですね、Pixiv。フォロワーが増えた状態のTwitterほど評価回数は得られないと思いますが、そもそもPixivを徘徊する人たちは絵を探しに来ているわけで、ゆえに検索に引っかかる可能性も高いし、フォローしてもらえばかなりの確率で作品がそのひとの目に触れます。そういうわけでフォロワー数が少なくてもちょこちょこ評価がもらえるので、Pixivは居心地がいいです💖

 

コミケに応募する

 

 そんなわけで、インターネットで承認を得るのも気持ちいいのだけど、現実世界でも承認を得たい(=目の前で生身の人間からの評価を得たい)。じゃあどうしようかなと考えて思いついたのが

 

コミケで同人誌を出す」

 

だったのですが、これいくらなんでも飛躍しすぎですよね。最初はもうちょっと小規模なイベントに出展するとかすればいいものを、いきなりコミケって。

 

 でも思いついた当時の自分にはコミケしか思いつかなかったので、期限ギリギリでしたが申し込みました。多分他の部員がイベントで本を出したりしてるってのが心の奥底にはあったように思います。そのおかげか、イベント出展に対する心的障壁がちょっと低くなっていたようです。

 

 それで申し込んだのはいいのですが、いかんせん無名だし、TwitterもPixivもあんまり更新してないし、正直なところ当選するとは思っていなかったです。「応募する気持ちが大事!」ぐらいのかる~い気持ちだった。

 

 なんだろう、初応募だからということで参加を許されたのか或いは運が良かったのか、とりあえず 当選メールが来て「ついにコミケか・・・」という流れなのですが、そのときは自分がコミケにサークル参加するという実感が持てなかったですね。(今でもあまりないんですが)

 

 というか、そもそもコミケどころか即売会に行くの初めてです。めっちゃ緊張してます。

 

・同人誌のキホンを知る

 

ここからはまあ大変だった…。本の体裁も、印刷所も、なんにもわからないのに本を出すことだけが決まっていて、なんにもわからないからとりあえず「同人誌 出し方」で調べて、KMCの部誌をどうやって出してるのか部員に聞いたりもして、

・どうも本に綴じ方には中綴じやら無線綴じやら何種類かがあるらしい

・コートとかマットとか、紙にも種類があるらしい

・〆切は想像してたよりかなり短いらしい(出展3日前ぐらいでしょ~とか思ってた)

・結構印刷代はかかるらしい

利益出すなんて無理

などなど、アタリマエの知識を今更感丸出しでやっとこさ得たわけです。

 

・地獄の原稿執筆

 

 でもなにより大変だったのが、原稿の執筆だった…(それはそう)

 

 イラスト本にするのか漫画にするのか考えた結果、「せっかくだから漫画描くべ!w」と決めたのはいいのですが、「ネーム?マンガ表現?ナニソレ」状態だった(今もそう)ので、ネームに着手すらできない状況でした。

 

 ここで失敗したなと思ったのが、「一通り知識や技術を勉強してから執筆に移ろう」と考えてしまったことでした。

 

 知識や技術を手に入れてから描くなんて人生がいくらあっても足りないってのはちょっと考えればわかるアタリマエのことなのだけど、それにすら気づいていなかった。「まず手を付けてから考えろ」ってのは多分創作に限らずだいたい全てに言えることのような気がします。

 

 結局何もできないまま〆切が間近に迫ってきてどうしようもなくなったのでネームを描き始めたのですが、これも想像していたのと違った。

 

ネーム切るの(≒ネタ出し)めっちゃくちゃ時間かかる。

 

 結局〆切3週間前までネームほぼ手付かずという極めて修羅チックな状況に追い込まれました。

 

 そこからページ数と値段の問題でさらにページ数が4p追加され、修羅が極まります。

 

・大学を2週間休学

 

  結局32p(本文28p)を2週間で描くことになり、大学を2週間休学します。1日24時間*14日あれば正直余裕でしょ、と考えていた時期が僕にもありました。

 

      知見:「まる一日使ったら〇〇できる」は3割しかできない

 

 2週間の休学生活の間、「起きたら13時」みたいな生活が続きます。結局原稿がしっかりと進んだのは〆切前日と当日の2日間だけでした。2日連続徹夜で灰になるまで作業し、〆切(12/19 15:00)ギリギリにデータ入稿に成功して無事脱稿にこぎつけました。脱稿した1時間後には熱を出して倒れました。

 

 週刊連載であのクオリティを維持してる作家の人たち、全員バケモノでしょ。

 

・悔しさ残る脱稿

 

 正直2週間で28pも描けるわけがないんですよね。なんで〆切を破らずに済んだかというと、めっちゃ質を犠牲にしました。ペン入れもトーンもやってはいるのですが、当初想定していたよりもクオリティをかなり下げることで無理やり「終わったことにした」に近くて、脱稿した今でもかなり悔しい思いをしています。

 

 絵を描くということに関して、「納得行かない」みたいなことはしょっちゅうですが、「悔しい」という感情を覚えたのは今回の原稿が初めてでした。

 

 

 

 

 得た教訓:「納期は想定の3倍見積もれ」

 

 

 

 

それでは年末3日間、冬コミを楽しみ尽くしましょう。

ちなみに僕はコミケ1日目「東J-40a」にいるようです。よろしければお立ち寄りください。

 

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明日は12/25、KMC Advent Calender 2016のラストを飾るのはkyp君です。聖夜に相応しきbotトークをぜひお楽しみに👍👍👍👍👍👍👍👍

 

あわせて読みたいKMCお絵描きアドベントカレンダー

 

KMCでは部員が絵を描いて上げる「KMCお絵描き Advent Calender」も同時開催しています。僕は明日12/25、トリの投稿をすることになっています。大丈夫か。

 

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