『ペンギン・ハイウェイ』が告げる、アニメーション新時代の訪れ

ペンギン・ハイウェイ」を観ました。

スタッフロールが流れる頃には、口をポカンと開けてただ呆然とするほかなかった。

平成最後の夏にすごいのが来てしまった。

この記事を読んだオタク全員に劇場へと足を運んで欲しいので、そういう感じの記事を書きます。

自分は原作未読というのもあり、映画の内容に関しては何も言いません。「なんかやべーな」という雰囲気だけ受信してください。

原作既読の人が楽しめるのはもちろんですが、原作未読の人のほうが楽しめるかもしれません。

結構適当に書いてるとこあるので、アニメに詳しい方々は間違いに気づいたらコメントとかで指摘してください。直します。

penguin-highway.com

予告編が既に凄い

まずはこの予告アニメーション01を見ましょう。

ペンギンの動きがすさまじくかわいいですね。推せます。

0:30から宇多田ヒカルの「Good Night」が流れ始めて心を持って行かれそうになりますが、まだ耐えて。まだ耐えてください。ステイステイ。

「お姉さんが投げた缶がペンギンに変わる」カット、観ました? 0:53と1:15です。

さあ、ついでに予告アニメーション02、トレーラーも見ましょう。

絶対強いやん この映画。

もう見たくてたまらないと思います。劇場に行きましょう。

え、まだそんなに惹かれない?じゃあ引き続き書きますね。観たくなったらこんな記事読むのやめて、今すぐチケットを予約してください。お願いしますね。

ペンギン・ハイウェイ」とは

森見登美彦っていうすごい小説家が書いた小説。原作未読なのでまだこんくらいしか知りません。すみません。2回目観たあと原作買って読むつもりです。

森見登美彦といえばこの「ペンギン・ハイウェイ」の前にも「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「有頂天家族」などがアニメ化されていますね。どちらも湯浅政明監督による作品。湯浅監督といえば僕は「ピンポン THE ANIMATION」 が思い浮かびます。日本を代表するほんっっっっっっっっっっっっっっっっっとうに素晴らしいアニメ監督ですが、それは今日は置いといて。









ごめんやっぱピンポンの公式ダイジェスト動画だけ貼らせて・・・!









今作「ペンギン・ハイウェイ」を制作するのは、スタジオコロリド石田祐康(いしだ ひろやす)監督です。スタジオコロリド、石田祐康。名前覚えて帰ってください。歴史のテストに出ます。

本記事では、今作の内容には触れず、制作スタジオであるスタジオコロリドと監督である石田祐康さんの無限の将来性について書きます。これを期にコロリドと石田さんを推していきましょう。



スタジオコロリドという新鋭・石田監督という鬼才

なんでこんな記事を書いたかというと、ひとえに

ペンギン・ハイウェイ」が日本のアニメーション新時代の訪れを告げる歴史的傑作だと感じたから

です。円盤化して家でも観られるようになるだろうけど、今リアルタイムに劇場で観て欲しいんです。新世代の産声を、劇場で目の当たりにして欲しいのです。

まずはスタジオコロリドから説明していきましょう。




スタジオコロリドについて

colorido.co.jp

スタジオコロリドは2011年8月設立の若いアニメスタジオです。オールデジタルでやっているらしい。今作「ペンギン・ハイウェイ」が長編映画作品となります。上の予告やトレーラー見た限り信じられないんですけど、本当です。

経営理念は「アニメに関わる人が安心して働き続けることができる場を作る」です。たいへん厳しいと言われるアニメ業界の現状を変えようとする気持ちがあります。この時点でもう推せます

ペンギン・ハイウェイ」以前のスタジオコロリドの作品というと、

パズドラのCMはTVで見たことある人多いんじゃないですかね。

監督は新井 陽次郎さん。今作「ペンギン・ハイウェイ」ではキャラクターデザインを担当しています。この人もすごい人です。2008年にジブリに入社、2012年にコロリドに移っています。

新井 陽次郎 // アニメーションスタジオ スタジオコロリド

詳しくはコロリドの公式サイトを見てください。

この「台風のノルダ」っていうアニメーション作品の監督が新井さん、作画監督が石田さんです。いやこれやばくない?????

そんな台風のノルダと同時上映*1されたのが

陽なたのアオシグレ」です。これは台風のノルダと逆で、石田さんが監督・新井さんが作画監督です。いやこれやばくない?????


どちらも若手のアニメクリエイターで、日本を代表していくであろうすごい人です。



スタジオコロリド(と新井さん)の話をしたところで、今作「ペンギン・ハイウェイ」の話に戻りましょう。

石田監督の話です。




石田祐康監督について

石田 祐康 // アニメーションスタジオ スタジオコロリド

とにかく卒業制作*2「フミコの告白」がすごいので見てください。


キャラの豊かな動き・表情もさることながら、特筆すべきは躍動感溢れまくる3D背景動画です。もう一度、今度はフルスクリーンで観てください。


観ました?


すごくない・・・?


僕の語彙力がカッスカスなので気の利いたことは何も言えませんが、あまりの躍動感にユニバのライド?みたいな感覚に陥ります。



落ち着いて聞いて欲しいんだが、これはライドでも4DXでもないんだ。



これが次世代を担う鬼才・石田祐康監督の(大学卒業当時の)実力です。

この凄まじい3D背景動画は今作「ペンギン・ハイウェイ」でも健在です。むしろ進化してます。劇場が傾いてんのかと思ったら俺が勝手に傾いてるだけだった。脳に錯覚させるほどの凄まじい臨場感です。



このスタジオ・この監督は間違いなく日本を代表する存在となっていきます。

つまり、今、劇場で観ないと損です。

ジブリでいえば「となりのトトロ」みたいな作品です。この後ジブリには「千と千尋」とか「ハウル」とかが続くわけで、この「ペンギン・ハイウェイ」はスタジオコロリドの紡ぐやべー歴史のほんの序章にすぎません。

つまり、今、劇場で観ないと損です。


もう「ペンギン・ハイウェイ」観たくて仕方ないでしょ。これ観て数年後にオタクに自慢しましょう。「俺は『ペンギン・ハイウェイ』を劇場でリアタイ鑑賞したオタクだぞ、道を開けろ」ってね。

シメ

ペンギン・ハイウェイ」は,現在の日本のアニメの若手が結集して制作された、まさに新時代を担う作品です。そもそもお話が面白い*3上に、アニメーションとしての質がダントツです。身震いするようなやばいカットが何個もあります。早くBDを買ってコマ送りしたいと思うほどに。

映像化が困難な森見ワールドが完璧に映像化されていた、って原作既読のオタクが言ってましたが、原作未読なのでまだそこんとこはわかりません。ですが全編を通して美しい世界観が表現されていたことは確かです。

以上で、にわかアニメオタクによるプレゼンを終了します。この機会に是非、日本のアニメーションの歴史が動く瞬間を劇場で目撃してください。僕は明後日、2回目の目撃を果たす予定です。多分金が尽きるまで目撃し続けると思います。



あ、劇場ではきちんと手すりにつかまって鑑賞してください。下手すると身体が勝手に前のめりになって前列のお客さんに追突するハメになります。(いや、前列のお客さんも前のめりになってるだろうから安心か)

追記:「おねショタ」や「おっぱい」といったクッソ浅い評判ばかりがTwitterで独り歩きしていますが,その要素はオマケのオマケでしかありません。「女性の性的消費」とか言って劇場で泣いたらしいフェミオタクさんは多分間違って別の映画を見ていたか,開始2分でストーリーが理解できなくて眠ってしまったんだと思います。

*1:動画だけだとちょっとわからないんですが,ここらへんの時系列は本当はもうちょっと複雑だよって教えてもらいました。

*2:追記:石田さんの卒業制作は2010年「rain town」でした。「フミコの告白」は2009年,在学中の作品です。

*3:この記事ではストーリーについて敢えて触れていませんが、すごく面白いです。さすがは森見登美彦センセ

休学します

うるせ〜〜〜〜〜〜!!!
知らね〜〜〜〜〜〜!!!
KYOTO UNIVERS
       ITY


突然休学を決意したので,†学歴の墓標†気分で記しておきます.

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当たるかどうかわからないガチャを回す金で,うまい肉が確定で食えます

休学事由

大学がだるい

というのはめちゃくちゃ雑な言い方ですが,要約するとそうです.大学はエモいかエモくないかというと死ぬほどエモくないです.エモくないものは要らない(暴徒)
いろいろ言われると思いますがこれは逃げの一手です 人生逃げてナンボや

休学に至った理由を列挙すると,

機械系に興味がなくなった

これは主に3回生の(2回生だっけ?記憶が死んでいる)「機械設計演習」かなんかが決め手です.クソつまらん講義クソつまらん演習地獄みたいな工場見学の3連コンボで完全に機械系に興味がなくなりました.でも2回生の専門科目が始まったあたりから兆候はあった.何事も積み重ねだと思います.

上の理由に伴い単位を取るモチベーションが焼失した

取得単位数が焼け野原になってしまった...無事ドラゴン*1になりました ギャオ~~~~~~~🐲🐲🐲🐲🐲🐲🐲🐲

精神的問題

これがけっこう大きい.
大学に足を踏み入れた瞬間に異常なほどのストレスを感じる身体になってしまった.これは感度3000倍とかそういう次元で,晴れて対魔忍デビューです.そういう理由で大学からの呼び出し全部無視してるけど大丈夫かな 今更心配になってきた

今やれる事をやっておきたい

これが一番大きい.
絵を描くのを趣味にしているけど,絵(あるいはデザイン系)を仕事にしたい気持ちがつよくなってきた.実現できるかどうかはわからないけど,そういうチャレンジ(無謀とも言う)を出来るのは今のうちな気がしています.
これは多分,その方面に突っ走っていくKMCの周囲の人間の影響もある気がする*2.今までいろんな事をなあなあでやってきたけど,俺も何かに身を捧げて突っ走ってみたい.そういう気持ちが突然生まれてきてしまったという感じです.

大学選びの話

大学選びの話をします.
大学を選ぶ時って,多分「世間体」とか「出資者(親とか保護者とか)」とか「やりたい事」とかをすり合わせて一番いい感じのところを選ぶと思うんですけど,ぶっちゃけ自分は「勉強に関するプライド」が9割でした.だったら東大受けろと思うんですけど,そこまでは無理っていう無意識な自覚があったんだと思います.器がショボすぎる.
高校は周りがだいたい京大を受け(そして半数以上があえなく玉砕→浪人す)るという狂気に満ちた環境だったというのもあったと思います.今思えば本当に狂っていた.やりたい事が一番実現出来る環境にIKEA
そういう「最低な大学選びのお手本」をなぞって浪人してまで今の大学にいる.くぅ~w
多分失敗したのはここ
























・・・では決してない.
ちゃんとストレートで旧帝出て且つ絵で食ってる人間なんてごまんといる(自分に言い聞かせるように).インターネットをやっている俺にはわかる.俺は絵描きの学歴情報には詳しいんだ!
東大卒のイラストレーターとかおるけど,アイツらマジで半端ないって,そんなん出来ひんやん普通.

大学選び(あるいはコース配属)が失敗だったのかなーと結構悩んだりしたけど,実のところ大学は絵描きのキャリアとそこまで関係ないと思う(相関はある).「なんとなく」で大学を選んで「なんとなく」その道に進んで行く人間は多分この世に星の数ほどいると思うし,それでなんだかんだ上手く行っている人がほとんどだと思う.多分俺もそのままだったら大学のネームバリュー(あほくさ四郎時貞😊)で就職してそれなりにやっていくんだと思う.

でも美大芸大(or 専門学校)に行くべきだったかどうかというと,これは結構悩みどころですね.年額百ウン十万円っていうバカ高い学費を負担してでも行きたくなったら受験やり直します.

美大芸大の価値って,「目標に向かって突っ走る仲間」っていう最高の環境を得られるかどうかだと思っていて,これは美大芸大だと多分100%の確率で出会えるだろうけど普通の大学だと難しいかもしれないですね.その点KMCには学歴をかなぐり捨てて突っ走っていける人間がちょこちょこいるので,ありがたいことに現在そこまで美大芸大の類に価値は感じていません.

これは酒に酔った時しょっちゅう言っている気がするけど,「突っ走れる」「没頭できる」ってすごい能力だと思う.素直に羨ましいです 俺もそうなるぞ~~~という感じで現在の状況です

これからの話

生活

しばらくは今のアルバイト*3を続けながら,どこかで絵のアルバイト*4ができたらいいなと思います.
ただ,両親とMTGしないといけなくて,しかもだいたい結論決まってて,京都で下宿を続ける場合家賃含めた全ての生活費が自己負担になると思います.いやまあ当たり前っすね(鼻ホジ
その場合はシェアハウス(ほんま?)とか,ウルトラスーパー無人権激安物件*5に移住するとか,死ぬほどバイト入れるとか,皿を洗う*6とか,何かしらの手段を講じようとは思っています.少なくとも地元に帰る気はないです.帰ったら意味がない.

率直な気持ち

なんか気分がスッキリしています.何をするにも大学が脳裏にチラついてイライラしていたので,しばらくはそういうノイズから離れることが出来るんじゃないかと思います.
休学すると解放感が凄いです.こんなヘブン体験が無料ってマジ?
将来に対する若干の不安はありますが,最近の「死にゃあせんやろw」という楽観視EXな口癖のお陰でなんとかなっています.

みんな声に出そう~~~~~

ハイ!

「「「「死にゃあせんやろw」」」」

これで大体の悩み辛みはなんとかなります.問題は本質的に一切解決しません.あほくさ

展望

絵とか,デザインとか,今のアルバイトとか,いろいろやりたい事をやってみて,本当に無理でどうしようもなくなったら何食わぬ顔で大学に戻って学歴さんに頼るというのも一つの手です.新卒カードが使えるうちはまだ大丈夫(だと言ってくれ!京都大学工学部物理工学科機械システム学コース!頼むぜ👽👽👽).
例えどうしようもなくなっても趣味で絵を描き続けることは幾らでもできる,ということもあります.ただこれは自由時間を確保できる会社に入れたらの話で,日本の機械系はあんまそういうとこないです💩💩💩.あってもバケモンが少ない枠を取り合ってて,俺なんかは近づいただけで巻き込まれて死ぬ.

とりあえず一年くらい休学生活やってみて,ダメそうだったら大学に帰ってきてエンヤコラします.帰ってこれるかどうかはわからない.

まーなんとかなるでしょ(耳ホジ



おわりに

休学中,頑張って京都にしがみつくつもりでいます.道端でid:hakurin070706を見掛けた際は多分飢餓状態だと思うので,ラーメンを奢ったりしてください🍜🍜🍜

あと「アイカツ!」っていう医療アニメがメチャクチャいいので一刻も早く観てください dアニメの1話のリンク貼っときますね

anime.dmkt-sp.jp




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*1:龍と留を掛けた隠語.多分この意味で使ってるのは宇宙で5人くらいしかいないと思う

*2:この件に関して絵の大先輩(歳下)に「なんかごめん」って言われた記憶があるので一応補足すると,決して責任転嫁ではないです.憧憬です

*3:今のアルバイト先は本当に神がかっていて,弊社に関わる全てのひとに感謝しています.特にオフィスで昼ごはんが出るのは最高.弊社のお陰で今もギリギリ生き永らえています.恩を返すつもりでハキハキ働きます

*4:良さげなところがあるので後々クソ雑魚ポートフォリオ作って提出しようかなという気持ちです.誰か一緒にポートフォリオ作ろ❤

*5:ウォシュレットがない・和式便所・湿気がやばくてクローゼットの中身が勝手にカビる・カビたから洗ってベランダに干してたカバンが盗まれる・駐輪場に置いてある自転車も盗まれる・隣家のキッズがベランダに種々のボールをブチ込んでくる など

*6:京都には皿を洗うと無料で飯を食わせてくれる資本主義に染まったマザーテレサみたいな店がいくつかある

23歳になった

ハキ太郎生誕23周年記念にほしい物リストを公開して精力的な乞食活動をしていったところ、一瞬で石油王になってしまったので報告します。

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せっかくの誕生日なのでいい感じに暴れたいと思ったのだけど、なんか上から意味不明な量の水が降っていたので家で石油王になっていました。他にもいろんな人からたくさんプレゼントをもらって完全に石油王です。本当に皆さんに感謝・・・

にっき

ジャンプ

 今週も週刊少年ジャンプが更新されたので読んだ

 

ヒロアカ:

しんどい いいかげんにしろ 堀越耕平これがお前のやり方かァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ

 

ハイキュー:

お前いつもおもろいな

 

相撲:

刃皇^~~~~~~~~~~おほ^~~~~~~~~

 

ゴルフ:

短い間だったがありがとよ

 

 

 

名取さな

すき ちょろいオタクなので名取さなにガチ恋してしまう

 

 

 

絵描きログ

全然更新してないやん そのうちやるやろ多分 しらんけど・・・

 

 

ハト

最近大学近くの下宿を引き払って遠めの場所に引っ越しました.

引っ越し前はベランダに近所の中高生の野球/テニス/サッカーボールが頻繁に飛びこんできて迷惑していたのですが,今の下宿ではベランダに毎朝鳩が大挙して押し寄せ鳴くようになり,とてもナチュラルで目覚めのいい朝を送っています.

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はじめての同人誌

この記事はkmc-id : hakurinによる KMC Advent Calender 24日目の記事です.

www.adventar.org

 

前回の記事はtetsutalow先生による「1223は素数だしかし20161223は素数ではない」でした。人生に数学を、日常に素数を。

tetsutalow.hateblo.jp

 

・自己紹介

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。hakurinといいます。つい先日まで京大マイコンクラブ第39代文化レクチャーコンパ委員(飲み会をいい感じにアレする役職)を務めておりました。今KMC39代で最もフラフラと遊び呆けている、というかただただ呆けている人間だと自負しています。「なにもしない」をしているときが一番多いです。

 KMCでは基本graphics部門に属しています。KMCには「お絵かき練習プロジェクト」という絵がうまくなるすごい講座があって、参加すると絵がうまくなります。本当です。みんなうまくなっています。各部員の成長に驚かされるばかりです。みんな参加して神絵師になってくれ。一方の僕は、そんないいプロジェクトにオルァッ!と乱入して無慈悲かつ圧倒的な老害活動を行っています。KMCのお絵かきプロジェクトの現場に老害っぽいのがいたら大体僕だと思ってください。最悪ですね。こういうのは先輩として最悪なので、現KMC1回生の皆様方におかれましてはこういう先輩にならないようにしていただきたいとしみじみと思う次第です。

 

さて、今回は細々と絵を描いていたオタクがコミケに出展することになった話を記事にしようと思っています。

クリスマスイブ?何それ、食えるの? 

 

・事の始まり

 

 

調子に乗ってコミケに応募したら受かってしまった

 

 

・認められたい!!!!!! 

 

 普段KMCでは絵を描く活動をしていて(というかそれ以外本当に何もやってないわけですが)、絵を描くと当然承認を得たくなるわけです。それは例えばインターネットに放流して🌟や💖や👍を獲得して気持ちよ~~~~くなることであったり、同人誌として発表して実際の現場で評価を頂いて気持ちよ~~~~~~~くなる、という感じで達成されたりするのですが、まあとにかくこれが欲しくなってしまった。

 

 承認欲求というのは厄介なもので、一度得てしまうとなかなかその快感からは逃れられない麻薬みたいなもののようです。

 

 まあTwitterに上げればいいんだけど、Twitterは自分をフォローしてる人間の目にしか自分の作品が触れなくて、そもそも評価される機会が少ない。フォロワーを増やせばいいんだけど、運良くバズらない限りはなかなかすぐにフォロワーが増えることなんてなくて、継続して絵をUPすることが大切なのかなあという感じですね。

 

 じゃあPixivはどうなの、と。

 

 うーん、いいですね、Pixiv。フォロワーが増えた状態のTwitterほど評価回数は得られないと思いますが、そもそもPixivを徘徊する人たちは絵を探しに来ているわけで、ゆえに検索に引っかかる可能性も高いし、フォローしてもらえばかなりの確率で作品がそのひとの目に触れます。そういうわけでフォロワー数が少なくてもちょこちょこ評価がもらえるので、Pixivは居心地がいいです💖

 

コミケに応募する

 

 そんなわけで、インターネットで承認を得るのも気持ちいいのだけど、現実世界でも承認を得たい(=目の前で生身の人間からの評価を得たい)。じゃあどうしようかなと考えて思いついたのが

 

コミケで同人誌を出す」

 

だったのですが、これいくらなんでも飛躍しすぎですよね。最初はもうちょっと小規模なイベントに出展するとかすればいいものを、いきなりコミケって。

 

 でも思いついた当時の自分にはコミケしか思いつかなかったので、期限ギリギリでしたが申し込みました。多分他の部員がイベントで本を出したりしてるってのが心の奥底にはあったように思います。そのおかげか、イベント出展に対する心的障壁がちょっと低くなっていたようです。

 

 それで申し込んだのはいいのですが、いかんせん無名だし、TwitterもPixivもあんまり更新してないし、正直なところ当選するとは思っていなかったです。「応募する気持ちが大事!」ぐらいのかる~い気持ちだった。

 

 なんだろう、初応募だからということで参加を許されたのか或いは運が良かったのか、とりあえず 当選メールが来て「ついにコミケか・・・」という流れなのですが、そのときは自分がコミケにサークル参加するという実感が持てなかったですね。(今でもあまりないんですが)

 

 というか、そもそもコミケどころか即売会に行くの初めてです。めっちゃ緊張してます。

 

・同人誌のキホンを知る

 

ここからはまあ大変だった…。本の体裁も、印刷所も、なんにもわからないのに本を出すことだけが決まっていて、なんにもわからないからとりあえず「同人誌 出し方」で調べて、KMCの部誌をどうやって出してるのか部員に聞いたりもして、

・どうも本に綴じ方には中綴じやら無線綴じやら何種類かがあるらしい

・コートとかマットとか、紙にも種類があるらしい

・〆切は想像してたよりかなり短いらしい(出展3日前ぐらいでしょ~とか思ってた)

・結構印刷代はかかるらしい

利益出すなんて無理

などなど、アタリマエの知識を今更感丸出しでやっとこさ得たわけです。

 

・地獄の原稿執筆

 

 でもなにより大変だったのが、原稿の執筆だった…(それはそう)

 

 イラスト本にするのか漫画にするのか考えた結果、「せっかくだから漫画描くべ!w」と決めたのはいいのですが、「ネーム?マンガ表現?ナニソレ」状態だった(今もそう)ので、ネームに着手すらできない状況でした。

 

 ここで失敗したなと思ったのが、「一通り知識や技術を勉強してから執筆に移ろう」と考えてしまったことでした。

 

 知識や技術を手に入れてから描くなんて人生がいくらあっても足りないってのはちょっと考えればわかるアタリマエのことなのだけど、それにすら気づいていなかった。「まず手を付けてから考えろ」ってのは多分創作に限らずだいたい全てに言えることのような気がします。

 

 結局何もできないまま〆切が間近に迫ってきてどうしようもなくなったのでネームを描き始めたのですが、これも想像していたのと違った。

 

ネーム切るの(≒ネタ出し)めっちゃくちゃ時間かかる。

 

 結局〆切3週間前までネームほぼ手付かずという極めて修羅チックな状況に追い込まれました。

 

 そこからページ数と値段の問題でさらにページ数が4p追加され、修羅が極まります。

 

・大学を2週間休学

 

  結局32p(本文28p)を2週間で描くことになり、大学を2週間休学します。1日24時間*14日あれば正直余裕でしょ、と考えていた時期が僕にもありました。

 

      知見:「まる一日使ったら〇〇できる」は3割しかできない

 

 2週間の休学生活の間、「起きたら13時」みたいな生活が続きます。結局原稿がしっかりと進んだのは〆切前日と当日の2日間だけでした。2日連続徹夜で灰になるまで作業し、〆切(12/19 15:00)ギリギリにデータ入稿に成功して無事脱稿にこぎつけました。脱稿した1時間後には熱を出して倒れました。

 

 週刊連載であのクオリティを維持してる作家の人たち、全員バケモノでしょ。

 

・悔しさ残る脱稿

 

 正直2週間で28pも描けるわけがないんですよね。なんで〆切を破らずに済んだかというと、めっちゃ質を犠牲にしました。ペン入れもトーンもやってはいるのですが、当初想定していたよりもクオリティをかなり下げることで無理やり「終わったことにした」に近くて、脱稿した今でもかなり悔しい思いをしています。

 

 絵を描くということに関して、「納得行かない」みたいなことはしょっちゅうですが、「悔しい」という感情を覚えたのは今回の原稿が初めてでした。

 

 

 

 

 得た教訓:「納期は想定の3倍見積もれ」

 

 

 

 

それでは年末3日間、冬コミを楽しみ尽くしましょう。

ちなみに僕はコミケ1日目「東J-40a」にいるようです。よろしければお立ち寄りください。

 

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明日は12/25、KMC Advent Calender 2016のラストを飾るのはkyp君です。聖夜に相応しきbotトークをぜひお楽しみに👍👍👍👍👍👍👍👍

 

あわせて読みたいKMCお絵描きアドベントカレンダー

 

KMCでは部員が絵を描いて上げる「KMCお絵描き Advent Calender」も同時開催しています。僕は明日12/25、トリの投稿をすることになっています。大丈夫か。

 

www.adventar.org