就活で精神が狂い始めた結果、ゴールデンウィークを全て餃子づくりに費やし、休みが明けてもまだ毎日のように餃子を作り続けています。
狂い尽くしてヒトのこころを喪ってしまう前に、せめて餃子の記録を残しておこうと思います。お前も狂え
4月30日
GW初日、適当に牛豚合挽き肉を買ってきて諸々をブチ込んでタネを作る。ついでにバチボコ大混雑の王将で生餃子2人前を買って帰り、アニメを見ながら焼いてバッキバキに焦がす。涙が止まらない
そして包む
近くのスーパーを数軒回っても普通サイズの皮しか売っておらず、泣く泣くそれを購入。しかしあまりに薄すぎ小さすぎで包みながら怒り狂うこと小一時間……
昔買ったオーション麺30食のおまけについてきた餃子の皮がブ厚くてよかったので単発購入を検討するも、バカ高くて断念
安くて評判がいいものもあるが、送料無料にするにはクソデカ単位で買う必要があり、実質的にやはりバカ高い
というわけでこれ👇をやることにした
期待に胸を膨らませながら就寝
5月1日
さっそくやった
上のレシピでは小麦粉がグラム単位で記載されており、はかりも持たぬおたくに重さなどわかるわけがないので適当にやった結果、水を入れすぎて皮がニョムニョムしていた。あと熱湯を入れてすぐの生地はマジで熱いので手で混ぜないほうがいい
5月2日
フルタイム労働ののち、餃子に思いを馳せながら気絶
5月3日
起床即餃子
タネは相変わらず適当 肉の量は変わらないが野菜が増えた分全体として増量している
生地は水少なめで挑戦したところ、練る作業で腕がバッキバキになるわ伸ばす途中で生地が乾いてカッサカサになるわで大変だった
皮が厚くタネがぎっしりだと火の通りが不安になり、必然多めの水で蒸し焼きにすることになる。すると焼きあがる頃には生地の加水率なんざどうでもよくなっていることに気づく。作業がしやすい分量の水を多すぎない程度に与えてやればそれでよいです
ゴマの風味はイマイチ感じなかったのでしばらく練り込みは封印することに。もっといっぱい入れるといいのかもしれない
5月4日
神社の行事で街を練り歩く。朝から夕方まで強烈な紫外線を浴び続け、耳の上側が日焼けですっげえことになった。独身中年謎おたくが参加していい行事ではない……
全身バッキバキだが餃子をやらないわけにはいかない
丸い生地の塊から適当にちぎって丸めて伸ばす方法だと形を均一にするのが難しい。そして皮の形が良くないとタネをいっぱい包めなくて厳しい
やっぱり皮だけ食ってる気分になる。タネも食わせろ
5月6日
労働即気絶
5月7日
ワートリを読み、
タネを作り、
包む
餃子を包んでいる間だけは将来の不安を忘れることができる
5月9日
この日はエントリーシートを書いて提出してからの記憶がない 精神が破滅していたと思われる
5月10日
ちいかわのアクスタを懲りずに買う
5月11日
労働即気絶
5月12日
就活セミナーを講義時間にぶつけられ狂ったのち、締切ギリギリで性格検査を受ける 何これ?
5月13日
SPI試験とかいうやつを受ける 何これ?
5月14日
餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子餃子〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
試しにぶんぶんチョッパーを使わずに白菜半玉をみじん切りにしてみたところ、無我の境地に至る。釈迦は35歳で悟りを開くに至ったらしいが、俺は早くも26歳にしてその領域に足を踏み入れた
ぶんぶんチョッパーは使ったほうがいい
生地も作ったところでこの日は終了
5月15日
起床即餃子(朝4時)
生地は一晩寝かしておくと水分が均一に渡って滑らかな感じになる
また、棒状にして均等な厚さに切ってやれば都度千切って丸めて伸ばすより遥かに楽なのに気づく
結局慣れてきたら麺棒を使わないほうが形を整えやすい気がする。基本的には手で伸ばして、最後に厚みを均一にするために抑えとして麺棒を使うとよい
夜、身体が勝手に新たな生地を練っている
5月16日
就活に精神を食われウワ〜〜〜ッッッッとなり睡眠に失敗
朝3時に起き出してのそのそと餃子を包み、その後安らかに眠りにつく
5月17日
素直にうまい 成長を感じる
就活が本格スタートしてからというもの精神がマジの限界にきているが、餃子を包みながら“無”に心を委ねることでギリギリこちら側に留まっている。餃子に感謝