ハキハキ就活後記

就活が一旦終わったので記録しておきます。

応募は合計2社、うち1社は書類落ち、1社に内定という結果でした。最初から最後まで豪運すぎて何の参考にもならないと思います。

就活は早めに始めるに越したことはないです。5月も中盤になってリクナビで企業一覧を眺めはじめるような人間にはなるな

時系列まとめ

  • ~3月 将来のことを何も考えずボケーっと過ごす
  • 4月 研究おもろそうやし院に行こうかな
  • 5月前半 研究おもろそうやし院に行くわ🤚
  • 5月中旬 やっぱ就活するわ🤚
  • 5月後半 なんかほとんどの企業がとっくに選考終了しとってワロタ
  • 5月末 御社から「学校推薦で受けへん?」という電話が突然かかってくる
  • 6月頭 二次面接(推薦なのでグループ面接は免除)
  • 6月頭 最終面接(第1志望部署)
  • 6月中旬 最終面接(第2志望部署)
  • 6月後半 内々定

結局就活を始めてから3週間程度でケリがついたので結果的にはめちゃくちゃコスパが良かった。機械系の推薦だとどこもこんな感じなんかな?

院進か就活か

研究室配属前(3月)の時点ではさっさと就職するつもりだったが、4月に配属されてみると研究内容および研究行為そのものが面白そうで、教授の人柄もあって院進に舵を切った。この時点で大学の就職情報には多少目を通していたがリクナビなどには登録すらしていなかった。

5月前半までは院試対策をやっており就活関連に一切手をつけていなかったが、ここで院卒業時には三十路目前となっている事実が頭をもたげ始め、結局5月中旬には就活へと舵を切り直すことに。休学はカス! この時点(5月頭)で学校推薦の公的な締切は終了していたこともあり、理系職に絞らず自由応募で幅広い職種を検討することに。

ESの写真はスーツで撮れ

面接練習くらいしとくか~と思い、バリバリ私服のパーカーを着た自撮り写真をESに貼っつけて適当な御社に提出したところ、面接どころか見事に書類落ち。ナメとんのか?就活を

なぜか御社から電話

5月末、ほとんどの大手が応募を締め切っている中死んだ顔をしながら連日リクナビでプレエントリーを繰り返していたところ、その中でかなりいい感じに思っていた御社から「ウチの会社を学校推薦で受けないか?」という電話が掛かってきた。俺、5年くらい遅れてますけど大丈夫ですか……? とはいえ願ってもない話だったため、その場で快諾。あれ、でも御社の学校推薦の応募締切は過ぎてましたよね……?

爆速選考

電話から3日後にESを提出しそのまた3日後には二次面接(一次面接は免除)というトップスピードで選考が進む。二次面接の日時を伝えられた時点でスーツを持っていなかったため、業者に無理を言って仕上げてもらった。スーツは早めに買っておいたほうがいいです。人生を通じて面接の経験がゼロだったが、担当人事がとんでもなく親切でES添削から複数回の面接練習までモリモリと対応してくれたため、受験生の冬期講習のような詰め込み感で就活が進んでいった。自由応募の選考が進んでしまうと学校推薦での採用が難しくなるため、早めに選考を進めたかったようだ。

面接対策として特に準備したのは、

  • 休学の理由とそこで得たもの
  • 自分のやりたいことの軸

これに尽きる。特に休学周りは面接でまず確実に突っ込まれるポイントであり、「この休学はポジティブなものですよ」とアピールすることが必須であった。2年半の回り道とはいえ実際有意義な時間だったので、いい感じの答えを事前に準備しておいた。
軸については、想定質問はどうせ一致しないのでその場でブレなくきちんとした応答をするためには必要不可欠である。

結局のところ、面接官が質問を通して何を知り、何を見極めようとしているのかを即座に把握できるかどうかが一番大事なようだった。

とはいえ高々数日の付け焼き刃で臨んだ二次面接の手応えは「ダメ」以外の何物でもなかった。一方で同部署を志望していたもう一人の学生はいい感じに喋れたらしく、俺に対する態度が面接前後で全く違っていたのが印象的だった。

なぜか二次面接を通過しており、その4日後に最終面接が実施された。早すぎて理解が追いつかない。二次面接後にウキウキだった学生は最終面接にはいなかった。

最終面接ではバッサリ落ちた。推薦の最終面接は落ちることはほぼないとほうぼうで聞かされていたため、メンタルがメチャクチャになった。ちなみに最終で落ちるのは就活だとごく当たり前のことらしいが、こちとら2週間前に就活始めたばっかなのでなんもわからん。

しかしながら最終面接で落ちても別部署の最終面接を受けられるとのことだったので、これを受けることに。練り直したESと新たに必要となった研究レポートを1週間で作成した。この時点で自由応募の選考がほぼ終了しており、枠を超えてもう一人余計に採用したいと思われない限りはおそらく不採用となるようだった。担当人事の声色にもあまり期待感はなく、就活経験ほぼゼロのハキ太郎に望みは全くない状態だった。

まあアカンやろなと思いながら、1週間後に最終面接(2回目)へ。寝不足で心身の状態が最悪に近かった上そもそもの準備不足もあり、前半の自己紹介や研究紹介がゴミカスと化した。この時点で落選を確信したため、後半からは““ハキハキ生き太郎””を発動し、一切の就活的しぐさや王道パターンをかなぐり捨てたトークを展開。清々しい気分で面接会場を後にする。

結果は何故か合格。
推薦は内々定受諾時点で入社を約束するため、この時点で就活が終了。振り返ってみればわずか3週間あまりの就職活動であった。

あとでよくよく関係者に話を聞いてみれば、面白いことがやれそうだと思って最初に志望した部署が実はかなりストレスフルなところだったらしく、落ちてよかったと確信した。

あと、最終面接(1回目)の直前に先輩から「自分の勤める企業に紹介経由で応募しないか」とお話をいただいており、ある程度の精神的余裕をもって臨めたことが極めて大きかったように思います。ホンマにありがとうございました

豪運ポイント

今回の就職活動で引き当てた豪運ポイントを以下に列挙します。来年度以降就職活動を控えた人は参考にするといいと思います。出来るもんならな

  • 御社の学校推薦枠(1枠)が5月末にも関わらず偶然空いている
  • 御社のリクルーターからオファーの電話が偶然かかってくる
  • リクルーターと偶然同じ苗字になり、意気投合する
  • リクルーターにめちゃくちゃ親切にしてもらい、1週間で面接の基礎を叩き込まれる
  • リクルーターだと思ってた人が実は採用担当人事(偉い人)
  • 二次面接の人事担当面接官がなぜか見知った顔
  • なぜか二次面接の質問内容に聞き覚えがある
  • 合格していたら1年もせず辞めていたであろう当初の第一志望部署に不合格になる
  • 最終面接(2回目)の技術役員(めちゃくちゃ偉い人)と同じ高校を卒業していることが判明し、面接がめちゃくちゃ盛り上がる

学校推薦について

学校推薦は選考過程を多少スキップできたりする点で有利ではありますが、準備不足だったり企業と合わなかったりしたら大学名も実績も関係なく普通に落ちます。推薦は少なくとも「掲げた時点で内定が確約される」ものでは全くないですし(俺は4月までそのように思っていたけど)、推薦だろうと自由応募だろうとしんどいことに変わりはないです。むしろ内定時に入社を約束する制約があるので、いろんな企業を検討したい人にとっては不利な制度かもしれません。一方で、やりたい仕事や入りたい企業がほぼ決まっている場合は効果的な選択肢だと思います。




というわけで、無事卒業できれば来年からは社会人としてハキハキすることになりそうです。
よろしくお願いします。


ほしい物リストを貼っておきます。内容を自由に編集できるようにしてあるので、もし何か贈って頂ける場合は皆さんのセンスにお任せします。

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